こんばんは、夜明(よあ)です。
2回にわたって、ノーファンデをお勧めする記事を書いてきました。
しかし!実は、ファンデーション自体が大きな肌負担の原因というわけではありません。
最近のファンデーションは優秀で、もはや肌を綺麗に見せるだけのものではなくなっています。
UVカット機能や保湿機能に優れたものが多く、中には「美容液ファンデ」と呼ばれるものもありますよね。
高機能ファンデと比較して、美容的には素肌でいることの方がリスクが多い場合もあるのです。
例えば日中の紫外線や乾燥はファンデを使用している方が防げる場合も。
では一体何が肌の大きな負担になるのでしょう?
それはクレンジングです。でもクレンジングってどう選んだら良いのかよくわからないですよね?
今回はクレンジングの選び方のコツをご紹介します!ぜひ参考にされてください。
クレンジングを変えて肌が変わった
私はいきなりノーファンデにしたわけではありません。
徐々に段階を踏んで今に至るのですが、肌の調子が変わったとはっきり自覚したタイミングが2回あります。
- ファンデーションをケミカルファンデからミネラルファンデに変えたとき
- クレンジングをオイルからミルクに変えたとき
どちらも短期間で自覚できるほど肌の調子が良くなりました。
ただ、皮膚科通いの頻度が減ったのは断然②
段階を踏んでベースメイクを落としやすくしていたのに、私は最後の最後までオイルクレンジングにこだわっていたのです。
なぜなら
ニキビができる=脂性肌
と信じて疑わなかったからです。
クレンジングの種類と肌負担
クレンジングには(一般的に)洗浄力の強いものから順に
- オイル
- ジェル
- クリーム
- ミルク
- ローション
などがあります。
クレンジングがオフするものは大きく分けて3つ。
汚れ
皮脂膜(皮脂+汗)
NMF(天然保湿因子)
汚れは落として欲しいけれど、皮脂膜?NMF?
これらが何なのかというと
つまり強力なクレンジングは、天然の保湿剤までオフしてしまうということなのです。
皮脂膜やNMFは生物として私たちに備わっている身体機能の一部ですから、失えば身体は新たに作り出そうとします。
それがかえって過剰に皮脂を分泌させてしまったり、肌のバリア機能を弱めてしまったりするんですね。普通に考えて、元々あったものを取り上げておいて再生産させるのはどう考えても大きな負担ですよね……。
「石鹸落ち」なら洗浄力弱めのミルク
だからこそ、自分のベースメイクに合った洗浄力のクレンジングを選ぶことが大切!
ケミカルのリキッドファンデやエマルジョンファンデを使っているのならオイルクレンジングは必須でしょうし、逆にミネラルファンデや日焼け止め下地ならミルククレンジングで十分。
私は「石鹸落ち」の記載があってもミルククレンジングはするようにしています。
(なんならノーメイクの日でもミルククレンジングは必ずします)
それはやっぱり、生きているだけで皮脂膜(皮脂+汗)は排気ガスや埃など空気中の汚れを取り込んで酸化してしまうからです。酸化した皮脂は雑菌が繁殖して肌の刺激物質に変化することもあります。
クレンジングで汚れを馴染ませて乳化させてから落とすのが肌を清潔に保つポイントだと思っています。
私が愛用しているのは
カウブランド無添加 メイク落としミルク
ミルククレンジングということで穏やかな洗浄力ですが、個人的には毎日の日焼け止め+フェイスパウダーをオフするにはちょうどいい程度。
- 肌を構成するアミノ酸由来のアミノ酸系洗浄成分を配合
- 天然由来のセラミド配合
- 皮膚アレルギーテスト済
という嬉しいポイントも。
1プッシュで薄く手のひらに広がる量が出ます。
摩擦も大きな肌負担ですから、私は多めに4プッシュほど手に広げてミルクを肌の上で滑らせるように汚れと馴染ませています。
「ダブル洗顔不要」の罠
ちなみに「ダブル洗顔不要」というのは一つのアイテムで軽いメイク落としと洗顔ができるという意味です。
落としやすいベースメイクなら問題ないでしょうが、ケミカルのリキッドファンデなどの落としにくいベースメイクの日は別途クレンジングする必要があります。
落ちにくいポイントメイクにはリムーバーを
ベースメイクは落としやすさ重視で選んでいますが、ポイントメイクはそうともいきません。
上向きまつ毛をキープするためには雨にも涙にも湿気にも負けないウォータープルーフのマスカラが必要ですし、マスクで擦れて落ちてしまう口紅はティントかマスクプルーフが欠かせません。
ビフェスタ ミセラーアイメイクアップリムーバー
コットンにたっぷり染み込ませて、落としたいメイクの上にのせます。
そのまま10〜30秒ほど押さえてから擦らないように滑らせると、落としにくいアイメイクやリップメイクもするん!
ちなみにこちら、無印良品のポンプヘッドがシンデレラフィット!
クレンジングの面倒さがひとつ減るのでお勧めです。
泡立て不要!忙しい朝こそ『もこもこ泡』で洗顔
実は、朝と夜とでは洗顔でオフするものが明確に違います。
朝
- ほこりや汗などの水性の汚れ
夜
- ほこりや汗などの水性の汚れ
- 古い角層や余計な油分
- 肌に残ったクレンジング料、汚れ、メイク
夜はしっかりめに落としたいので少し洗浄力が強めのものを使用していますが、忙しい朝におすすめの優しい洗顔料はこちら。
カウブランド無添加 泡の洗顔料
泡で出てくるタイプの洗顔料は、どうしても泡がへたってしまう印象でしたが
ご覧の通り、全くへたりません!
夜、洗顔ネットでモコモコ泡を作って洗顔するのと遜色ないレベルの泡がポンプを押すだけで手のひらに出てくるんです!
朝が劇的に弱い民には嬉しいアイテム。
寝ぼけ眼でポンプを2〜3プッシュすればモコモコのもちもち泡で優しく洗顔完了。
全員に使ってもらいたい逸品です!!!
クレンジングをチルな時間に
私は肌を優しく撫でている時間が大好きです。
指の感覚は、鏡で見るだけでは気づけないちょっとした肌のサインに気づけます。
何より無心で肌の上をくるくるしていると穏やかな気持ちになります。自分への労りの時間ですね。
これを機にクレンジングの洗浄力をベースメイクや目的に合わせたものにして、1日の中の優しくチルな癒しの時間にしてみませんか?
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