こんばんは、夜明(よあ)です。
とうとう、2023年が始まりましたね!
明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
みなさんは年末年始、どのようにお過ごしでしたか?
私は「2022年もがんばったことだし……」と、
12月31日に表参道のBOUCHERONに駆け込んで、憧れのジュエリーを購入してきました!
思えば、私と同年代の方のなかには、最近ジュエリーに興味が出てきたなという方が多いかもしれません。
今回は、宝石商の娘の視点から、ハイジュエラーでのお買い物のコツを解説していきますね。
ジュエリーを買うタイミング
今回は、みなさんがご自身のためにご自身でジュエリーを購入する時を想定して一例を挙げてみますね。
生まれて10000日
こちらは27歳と4ヶ月少しで訪れる記念日とのこと!
(夜明は自分の10000日目をすっかり忘れていましたが、今回のお買い物は10000日記念日×仕事のPJが一段落ついたご褒美ということにしました)
平均寿命から考えると、人生の3分の1の地点に来てしまったんですね……
感慨深いです。
30歳
こちらも大きな節目。
10歳になった時、20歳になった時と同じように、
30歳のお誕生日は大切な記念日ですよね。
仕事やライフステージの節目
- 大きなプロジェクトが一段落ついた!
- お子さんが生まれた!
- 昇進した!
- 転職した!
昨今ハイジュエラーでは値上げが続いていますが、個人的には値上げのタイミングで買うよりも何か節目や記念日で購入する方が大切にできるような気がしています。
ジュエリーは他のどんなアイテムよりも摩耗しづらく、
本当の意味で一生使える・受け継ぐことができる存在です。
だからこそ、値上げするから!と焦って買うよりも、「これはあの時にああいう気持ちで買ったんだ……」
というストーリーと一緒に身につけていける方が素敵だとは思いませんか?
とはいえ1年で10万円近く値上がりしている作品もあるので悩みどころではありますよね……
さらに色石系の作品は、SDGsの観点からクリーンな流通を担保するために、かつて無い勢いで廃盤ラッシュが続いています。
「このシリーズを集める!」と心に決めた作品があれば、サクッと買ってしまうのも手だと思います。
ジュエリーの選び方
でもジュエリーってどう選べばいいの……?
と思われる方もいらっしゃりますよね。
どんなジュエリーが欲しいかによってアプローチも変わってきますから、順に解説していきます。
欲しい石で選ぶ
欲しい石が決まっている場合は、その石を取り扱った作品を探しましょう!
これがダイヤモンド等であれば簡単に見つかるのですが、
希少石になるとハイジュエラーでさえ、なかなか見つからないことが多いです。
例えば夜明が所持しているアレキサンドライトのリングやタンザナイトのリングは、
宝石商の父から石を買い、カスタムメイドで作成したものになります。
「この石!」という石がある方は、御徒町や甲府(山梨)でのカスタムメイドも視野に入れてみてください。
個人的に、希少石をよく取り扱っているなと感じるブランドはBizoux(ビズー)さんです。
石にこだわりのある方はぜひ一度、見てみてくださいね。
欲しいデザインで選ぶ
ハイジュエラーでのお買い物を考えている方は、こちらの方が多いかな?と思います。
正直にいえば、同じ素材でもっとお安く買えるものはたくさんあります。
それでもハイジュエラーで作品を買う理由は、そのデザインの歴史を手に入れることに等しいからでは無いでしょうか?
私個人は、「ジュエリーは毎日同じものを身につけて良い」と考えています。
そして、ジュエリーはパーソナルカラーや顔タイプ、骨格タイプにとらわれずに「好きなもの」「惹かれるもの」を選んで良いと思います。
なぜなら、ジュエリーこそ、内面と外見を繋ぐ架け橋だからです。
この辺は、夜明の今年の目標である「垢抜けHow to記事」を作成する際に触れようと考えています。
ジュエリーコーディネートについては、伊藤美佐季さんの著書『そろそろ、ジュエリーが欲しいと思ったら』を参考にしているので、興味のある方はぜひ読んでみてください。
ハイジュエラーでのお買い物方法
さて、満を持して「欲しい作品を購入するぞ!」という時が来たら、早速行動に移しましょう。
1. 来店予約
来店予約をしなくても大丈夫な場合もありますが、基本的にはインターネットやメールか電話で来店予約を取りましょう。
約1時間が私たちのために確保されるので、店員さんからしっかり丁寧な接客を受けることができます。
備考欄等あれば、お目当ての作品や、目的を記入しておきましょう。
例えばメールであれば、このような感じ。
インターネットのフォームからのお申し込みはさらに簡潔に、来店目的の部分のみ記載しましょう。
件名:【申込依頼】来店予約について
ブシュロン ●●店
ご担当者様
お忙しいところ、突然メールにてのご依頼を失礼いたします。
作品の購入を検討しております、●●●●と申します。
標記につきまして、以下の日時にて来店予約をお取りいただくことは可能でしょうか。
第1希望:●月●日 ●●:●●〜
第2希望:●月●日 ●●:●●〜
第3希望:●月●日 ●●:●●〜
来店目的:セルパンボエム ペンダント ガーネット・マザーオブパールを試着、検討させていただきたく考えております。
大変恐れ入りますが、ご確認の程よろしくお願いいたします。
2. 当日の服装
さて、来店当日です。
実は1番悩んでしまうのは服装では無いでしょうか?
結論から言うと、普段の格好をしていってください!
ジュエリーはタンスに眠らせるものではなく、身につけるものです。
どのようなシーンで使用するか、そのシーンで適切か、使いやすいかが大切になってきます。
ハイジュエラーとはいえ、あくまでもお店。ドレスコードはありません。
普段からデニムを着こなしている方、スニーカーを愛用している方、オフィスでの格好。自然体の自分で来店しましょう。
3. 試着
来店したら、ドアマンさんに来店予約をしていた旨を伝えましょう。
担当の店員さんから名刺をいただき、早速お目当ての作品を見せていただくことができます。
試着したからといって、その日に購入する必要はありません。
試着のみで帰っても大丈夫です。
許可をとって写真撮影をしたり、何度でも試着を繰り返して吟味しましょう。
その日の在庫状況等によっては、オンラインに掲載されていない限定の作品を紹介していただけることもあります。
高価な買い物であることは店員さんもご存知ですから、焦らずゆっくり考えましょう。
4. 同じ作品在庫の比較
数度の試着を経て、「やっぱり買うぞ!」となった暁には、
購入を決めた作品の店内在庫を、全て持ってきてもらいましょう。
宝石商の娘として言わせていただくと、
これは石つきの作品であれば、絶対にお願いした方が良いと思います。
なぜなら、この世には一つとして同じ石は存在しないから。
色は天然物ですし、カットは職人さんの手仕事です。
ハイジュエラーであれば、品質はかなり安定していますが、
それでも少しだけ色の表情が違ったり、なぜか惹かれる作品があったりします。
何が良い、悪いではなく、不思議なことに好みや相性があるんですよね。
5. 購入
最後にお金を払って購入です。
運が良ければその日のうちに持って帰ることができますが、中にはオーダー待ち4ヶ月という作品も。
必ずしもその日のうちに持って帰れるとは思わない方が良いかもしれません。
夜明が購入したのはセルパンボエム
夜明が今回購入したのはセルパンボエムのペンダント(XS)です。
チェーンにダイヤモンドがあしらわれているのが可愛くて、XSにしました。
最後までマザー・オブ・パールとロードライト・ガーネットで悩んでいましたが、
- ガーネットは牡羊座(夜明の12星座です)の星座石である
- マザー・オブ・パールは他のブランドで欲しいデザインがある
- ガーネットの方が作品の納品が少なくなってきている気がするかも?(店員さん談)
ということで、最終的にはロードライト・ガーネットを選択しました。
セルルパンボエムのルーツは1888年。
創業者フレデリック・ブシュロンが「出張で留守がちな自分の代わりに」と、妻ガブリエルに贈った、蛇をモチーフにしたネックレスが最初でした。
このような経緯から、ブシュロンでは、蛇は愛と守護のラッキーモチーフとして認知されるようになります。
コレクションとして発表されたのは1968年。
55年もの間、輝き続けてきた、普遍的で洗練されたモチーフです。
長さ調節が可能
セルパンボエム ペンダントは、チェーンで3段階の長さ調節が可能です。
比較してみると、チェーンの長さでもだいぶん雰囲気が変わりますね。
左から右にかけて、短くなるよう留めています。
普段着ジュエリーとの相性は?
夜明が常に身につけているジュエリーは、結婚指輪と腕時計です。
- 結婚指輪:ファセット(BOUCHERON)
- 腕時計:タンク・フランセーズ(Cartier)
WGやPTを好んで身につけることが多いのですが、セルパンボエムのPGはナチュラルに馴染んでくれて非常に使いやすそう!相性もバッチリです。
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